C35330 DZR黄銅管の説明
15%以上のZnを含むC35330 DZR黄銅管は、脱亜鉛と呼ばれる脱合金プロセスの影響を受けやすく、Znの選択的除去により、CuとCu酸化物の比較的多孔質で弱い層が残ります。一次腐食層の下でも同様の腐食が進行し、健全な黄銅が徐々に多孔質の弱い銅に置き換わります。この腐食メカニズムが止まらない限り、最終的には金属を貫通し、構造的に弱くなり、液体やガスがこの多孔質の塊から漏れるようになります。
アルファ黄銅にAs(通常0.02~0.25%)を添加すると、通常の使用温度で高い脱亜鉛抵抗性が得られる。さらにSn(最大1.5%)を添加すると耐脱亜鉛化がさらに促進され、海洋環境で優れた耐性を持つ海軍用黄銅が開発された。
C35330 DZR黄銅管の仕様
|  | CU | FE | PB | SN | ZN | 
| 最小/最大 | 59.0 - 62.0 | 0.1 | 0.2 | 0.5 - 1.0 | レム | 
| ノミナル | 60.0000 | - | - | 0.7000 | 39.2000 | 
 
| 仕様 | 米国 | メートル法 | 
| 密度 | 0.303lb/in3@ 68℉ (ポンド/インチ) | 8.39gm/cm3@ 20 | 
| 融点 | 1660℉ | 904℃ | 
| 引張弾性率 | 15000 ksi | 103400 MPa | 
| 剛性係数 | 5600 ksi | 38610 MPa | 
| 比重 | 8.39 | 8.39 | 
C35330 DZR黄銅管用途
配管継手、配管用真鍮製品
C35330 DZR黄銅管の 梱包について 
当社のC35330 DZR真鍮管は、製品の品質を原状に保つため、保管および輸送中に慎重に取り扱われます。
             
            
            
                仕様
                
|  | CU | FE | PB | SN | ZN | 
| 最小/最大 | 59.0 - 62.0 | 0.1 | 0.2 | 0.5 - 1.0 | レム | 
| ノミナル | 60.0000 | - | - | 0.7000 | 39.2000 | 
*上記の製品情報は理論値に基づくもので、参考用です。実際の仕様は異なる場合があります。