熱交換型改質装置用炭化水素系水蒸気改質触媒の概要
熱交換型改質器用炭化水素系水蒸気改質触媒は、天然ガスやメタンリッチガスを原料とする合成アンモニア、メタノール、水素製造装置の改質部に適しており、メタンと水蒸気を反応させて水素、一酸化炭素、二酸化炭素を生成します。新しいタイプの省エネ型一段改質触媒です。改質管の内径が小さい熱交換型改質器に使用される。
低温活性に優れ、400℃でも明らかな活性と高い転化率を示します。この触媒には炭素析出防止剤が添加されており、炭素析出防止能力が強く、水-炭素比が低い条件下で長期安定運転が可能です。耐毒性、活性、熱安定性が良い。触媒は適度な形と粒径を持ち、充填時にブリッジしにくく、反応効果が高い。
熱交換型改質器用炭化水素系水蒸気改質触媒の仕様
主な物性
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材質
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NiO、Al2O3、その他助剤
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サイズ
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φ12x12
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外観
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灰黒色4穴円筒
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反応条件
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変圧管入口温度
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350-650℃
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変圧器管出口温度
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600-950℃
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推奨対気速度(h-1)
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≤2300h-1
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水蒸気/カーボン
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2.5~5.0
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熱交換型改質器用炭化水素水蒸気改質触媒
- アンモニア、メタノール、水素製造装置を合成する天然ガス;
- コークス炉ガスから合成アンモニア、メタノール、水素製造装置へ
- 触媒ドライガスおよびコークスドライガス中のメタンおよび高炭素炭化水素の水素製造への転換;
- 油田ガス、製油所ガス、ナフサなどを原料としてメタノール製造、アンモニア合成装置へ
熱交換型改質器 パッケージ 用炭化水素系水蒸気改質触媒
熱交換型改質器用炭化水素系水蒸気改質触媒は、製品の品質を損なわないよう、保管・輸送時に細心の注意を払っています。