CdWO4 シンチレーション結晶の説明:
タングステン酸カドミウムCdWO4シンチレーション結晶は、新しいタイプのシンチレーション結晶材料です。 タングステン酸カドミウム、タングステン酸のカドミウム塩は、ガンマ線を検出するためのシンチレーション結晶として使用される緻密な、化学的に不活性な固体である。
タングステン酸カドミウム(CdWO4)シンチレータ結晶は、その優れた特性により、X線検出の分野で広く使用されています。 CdWO4シンチレータ結晶は、その高密度と高Z特性により、非常に効果的なガンマ線吸収体です。

CdWO4シンチレータ結晶の利点:
- 低残光
- 高エネルギー放射線損傷に耐える
- 高密度、高Zシンチレータ
- 低放射能計数用途に最適
- 比較的高い光収率
CdWO4シンチレーション結晶の仕様:
| 密度 (g/cm3) | 7.9 | 
| 融点 (K) | 1598 | 
| 熱膨張係数 (C-1) | 10.2 x 10-6 | 
| 劈開面 | <010> | 
| 硬度 (Mho) | 4-4.5 | 
| 吸湿性 | 吸湿性なし | 
| 最大発光波長(nm) | 475 | 
| 下限波長カットオフ (nm) | 330 | 
| 屈折率@エミッションマックス | 2.2-2.3 | 
| 一次減衰時間 (ns) | 14000 | 
| 光収率 (光子/keVγ) | 12-15 | 
| 光電子収率 (% of NaI(Tl)) (γ線の場合) | 30-50 | 
CdWO4シンチレーション結晶の 用途
- X線トモグラフィー
- 低速中性子の検出
- 線量測定
             
            
            
                仕様
                
| 密度(g/cm3) | 7.9 | 
| 融点 (K) | 1598 | 
| 熱膨張係数 (C-1) | 10.2 x 10-6 | 
| 劈開面 | <010> | 
| 硬度 (Mho) | 4-4.5 | 
| 吸湿性 | 吸湿性なし | 
| 最大発光波長(nm) | 475 | 
| 下限波長カットオフ (nm) | 330 | 
| 屈折率@エミッションマックス | 2.2-2.3 | 
| 一次減衰時間 (ns) | 14000 | 
| 光収率 (光子/keVγ) | 12-15 | 
| 光電子収率 (% of NaI(Tl)) (γ線の場合) | 30-50 | 
*上記の製品情報は理論値に基づくもので、参考用です。実際の仕様は異なる場合があります。